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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

皇后の奇夢

ちょうど昨日、ある人から聞いたのですが、坂本竜馬って彼が生きた当時それほど有名ではなかったって知ってますか?

もちろん多大な功績を残した人なので、それなりに知られていたのですが、現代のように国民的認知度があったわけではないのだそうです。

ではなぜ、現代ではこんなに愛されているのでしょうか?

そこには不思議な逸話があります。

日露開戦の頃、あまりに強大な敵国に不安を感じていた皇后。その夢枕に謎の侍が立ったというのです。

その白装束の侍は「坂本竜馬」と名乗り、自分の魂は日本海軍に宿り、そこに力を貸しているので、ロシアとの戦いを憂う必要はありません、と皇后を安心させたというのだ。

その武士は翌日も現れ、皇后を慰めた。

具体的には、

「毎晩お邪魔してすまんき。皇后さん、まだビクビクしちゅうか? 大丈夫、日本は負けやせんちゅうが。わしが保障するき。な?」(←テキトー土佐弁)

みたいなことを夢枕で言ったと思われる。それとも死後人はみんな標準語を喋れるようになるのだろうか。

ま、それはともかく

皇后はこの侍を知らなかったので、土佐系志士上がりの子爵香川敬三に下問したとある。やがてファンクラブが坂本竜馬なる人物のブロマイド(写真)を手に入れてみると、果たしてそれは、夢で見た武士とクリソツ(死語)ではないか!!!

こうした噂がだんだんと下々のものたちにも伝わり、幕末に横死したはずの竜馬は新たな名声と信望を後世に獲得したのでした。

どーでしょうか。

皇室の正式な記録にこの夢の事件が残ってはいないそうなのですが、当時の竜馬がいまほど知られていなかったというのは事実でしょう。

信じるか信じないかはあなた次第です!!!

$続・エビで龍を釣る