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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

貴婦人と一角獣展/一角獣の嘶き

以前の記事でも紹介しました「貴婦人と一角獣」展行ってまいりました。

昨日は予想されていた雨も降らず、東京はとても暑い一日でしたね。

名古屋から冷房の効きすぎた新幹線の中から一転、いきなりの温度差に少し体がびっくりしてました。

それにしても六本木の国立新美術館はきれいだった。洗練されたデザインで歩いてるだけでもわくわくしたな~!

さて、展覧会ですが、フランスの至宝と言われる六連のタペストリー。見事でした。千花模様に佇む貴婦人と一角獣と獅子の謎かけに僕たちはどう答えを導きだせばいいのか?

五感を表わす5つと、「我が唯一の望み」と題された最後の一枚。

館内の説明では、精神的な意味(魂の完成?)と、もうひとつ世俗的な意味、もっというなら性的な象徴やメタファーであるとの説が紹介されていました。そして何が「望み」なのか?

昨日見たばかりなので性急に答えを出すことはできないけれど、僕はその両方を感じました。同行者の方はもっと魔術的なニュアンスを感じていたそうです。

言い伝えでは、ユニコーンは乙女の前でその獰猛さを失うとされてるんだってね。

貴婦人は別に乙女じゃなかったけど、ユニコーンはおとなしくチョコンと座ってたですね。かわいいやつです。個人的にはペガサスよりユニコーンの方が好み!

餌代もユニコーンの方がお手軽な気がする。(←ただの思い込み)

他にもタペストリーがありましたが、他のものは、キリスト教のエピソードや日常の一コマを描いているものが多く、壮麗ではありましたが、わかりやすいものでした。

もちろんわかりやすくていいのですが、貴婦人と一角獣には、ヨーロッパのもっと古層の感性が滲み出しているような感じがして興味深かったです。

ともかく貴重なものを観れて幸せな一日でした!!!