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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

検診デー!

久しぶりの検診でありました。

ぼくは潰瘍性大腸炎という病気に2011年に罹り、大量下血の末、体重は30キロ台に突入(身長175センチ)死にかけましたが不死鳥のごとく復活。

したはいいけれど、やっぱり一応難病とされるだけあって、定期的な検診が必要なんだよね。

不死鳥にも定期検診がいるのよ。

といっても採血して先生と話すだけなんだけどさ。

以前は西洋医学なんてキライだったんだけど、最近は大好きです。クスリだって飲みます。大腸炎のクスリは飲んでないのですが。

東洋医学は万能ではないし、西洋医学は悪ではない。と、どこかの誰かが言っておりました。本当にそうだと思います。

この世に存在するものはバランスを考えながら有用に活用すべきですね。

入院中はいろいろな治療(拷問)を受けました。内視鏡検査の時に飲む液体はめちゃめちゃまずいし、白血球除去療法の時にぶち込まれる針は太くてすごく痛いし。

もーこんなに切り刻まれてぐっちゃぐちゃにされるなら死んだほうがマシとも思いました。が、そのかわり、退院してからフツーの生活に戻れたときのありがたさったらなかったです。

ホント、いろいろ贅沢な望みや悩みを抱えて生きておりますが、ただ生きてるだけで丸儲け(明石家さんま)であります。

喉元すぎればなんとやらで、苦しみも遠ざかるとその時のありがたさもったいなさを忘れてしまいがちです。

また、命がこのように不安定ならば、生きているってことはなんて頼りない営みなんでしょう。否応なく死について考えるようになりました。死んでしまえばこの不安定さに振り回されないですむのにな~と。

死にたいわけじゃなくて、安心できる場所に落ち着きたかったのです。逆に言えば、生まれてきたということは、この不安定さを楽しむということなのでしょう。

目まぐるしく替わるパラメーター。女心は秋の空。空と言えば、空はいつも完璧で、完璧なのは一秒ごとに変化するからだ、と今ひょんなことから読み返しているリチャード・バックの「イリュージョン」に登場する元救世主ドン・シモダが言ってました。

確かに空は次の瞬間の変化の予兆を孕んでいるからこそ美しいよね。

どうなるのかわからない次の瞬間の色合いを、現在の蒼さの中に潜在的ににじませているからこそ美しい。

同時に今現在の色も完全には定着せず、崩れ変化する危うさのただなかにあるからこそ美しい。

水や陽炎やオーロラやこれを読んでるあんただって同じ理由でたぶん美しい。

鏡を見てみれば、あどけなかったあの頃のはにかみも、やがて来る死相も、ぜーんぶ重なってて、ぴたりと十全にそこにあって騒がしくも微動だにしないのです。

フリーズ。動くな!!! いいか、指一本動かすな、そのままだ。そのままで踊り狂え!!!

そんな無茶なオーダーあるかよ。でもあるよね。やってやりましょう。滞空時間が残っているうちはフラフラでも飛び続けねば!!!