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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

音源無限

職場の学校でメタリカのTシャツを着ていたら、同僚に古いと言われた。でも、10代の生徒には「いいですね。好きなんですか」と褒められた。

時代感覚がもはや掴めなくなっているどみにくです。

しかし、わたしとしては「メタリカを古い」という古さを弾劾したいものです。

ファッションと違って音楽のカッコよさは永遠だ。最盛期を超えたからといって同じ音楽がダサくなることはない。

でも、そんな音楽を「ファッションとして纏う」ダサさには僕も敏感でなければならない。のかもしれない笑

でもね、その十代の生徒、女の子なんだけどさ、彼女を見てると、すごくストレートにカッコいいものをカッコいいとキャッチして愛している気がして、こちらまで楽しくなってくる。

年代も地域も超えてイイモノであれば抵抗なく受け入れる姿勢は、僕の若い頃にはなかった。10代や20代の頃の僕は、ハードコアなものを探して、より深くマニアックになろうとしていたがために世間を狭くしてしまったかもしれない。

そして、いまでも、彼女が古い音楽に示す理解を、僕は若い世代の音楽に対して持っていないかもしれない。自分の若き日の音楽を黄金時代のよき思い出、一番音楽がカッコよかった時期だと思いたいのは錯覚だもんね。

老化の証です。

彼女は僕がピンクフロイドのTシャツを着てても「いいですね」と言ってくれるし、グリーンデイやバッドレリジョンなどもメロコアも好きらしいし、アジカンなどの日本の音楽にも惚れている。

ボーダレスとか雑食とか簡単に言うが、それほど簡単なもんじゃないよね。でも、あるタイプの才能にはそれが素なんだよね。

CD屋にあるジャンル分けの棚が、音楽の国境線にはならないことを知ってるし、事実、そんなものを踏み越えてどんどん進んでいく。

まぁ、僕の好きだった昔の音楽に共感を示してくれることが、たんにうれしかったりするだけかな。

老化の証です。

戦争の話をする爺さんに「ゼロ戦ってイケてるよね」と乗っかるようなもんか。そりゃ爺さんはテンションも上がるわね。寿命を縮めてもターボがかかる!

そして様々な世代が普通に肩を並べて楽しめるのがフェス文化だと思う。

これはとてもよいと思う。子供連れで行ってもいいし、彼女や同世代の仲間と行ってもいいし、犬や奴隷や生霊を連れてってもいい、つまりなんでもいいのだ。

ということで20日はフリーダム名古屋行きます。現地で生徒たちにも会える。向こうでビールをたかられるかもしれないが、どうせそんときにゃぼくのID確認機能は壊れてるので、年齢をごまかされたら奢ってしまいそうだ。

嘘、ちゃんとします。