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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

ピーチツリー・ストリートの散歩(マリソル)

$続・エビで龍を釣る

$続・エビで龍を釣る

薩摩騒動記の最後の方に出てくる霧島アートの森にあった『ピーチツリーストリートの散歩』という彫刻作品が気に入ったので、作者のマリソル・エスコバルというベネズエラ人の作家について調べてみました。

ネットにも日本語の解説はあまりなく、作品の画像も豊富とは言えません。仕方ないので図書館で彼女の作品の写真集を借りてきました。

マリソルはパリに生まれ、現在はNYで暮らしています。アンディ・ウォーホルなどと親交のあった人で、ある意味都会的で尖った作品とも言えます。「社会風刺」とか「エスプリの効いた」などと評する解説もありました。

僕としては、もうちょっと違う側面でなんかグッときたんだよね。お地蔵さんだったり円空仏だったりに通じる。ゴロンとした素朴で野ざらしの感じ?

エジプトの石造にも似ている。

国や地方を問わない誰にでもある原風景の回路を刺激される。そんな風合いと手触りがいいんだよね。日本では他にはどこで観られるのかな。たぶん箱根の彫刻の森美術館にはありそう。

あるだけ見てみたいなー思いました。

ひとりの作家の作品を、日本のどこの美術館が所蔵しているかが一目でわかる検索システムなり、アーカイヴなりがあると便利ですね。