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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

真性異言

僕がYOUTUBEで徘徊してる好きな番組は「VICE」と「探偵ナイトスクープ」です。

両方とも世の中や世界を変わった角度で紹介してくれるので、知識というよりも、物事の切り口が増える気がするのです。

それとは違うのですが「アンビリーバボー」の過去映像もなんとなく観ていたら、前世の存在を科学的に究明する特集がやっていました。

前世とか過去生というものは存在するのでしょうか。そこを科学的に突き止められるところまで突き止めてみようということでした。

アメリカではブライアン・ワイスという催眠療法家の人が有名らしいですね。僕も本を読んだ記憶がうっすらあります。ある時、彼はクライアントの症状の原因である記憶を呼び出そうとしたそうなんですが……するとそれは今生の記憶ではなく、クライアントの生まれる前に生きていた「誰か」の記憶だったそうです。

ブライアン博士は「前世」という概念すらその時に持っていたか不明です。キリスト教影響下の欧米では、ニューエイジ思想の隆盛前には「PAST LIFE」という言葉すらポピュラーではなかったかもしれません。

そんなこんなで驚くべき発見に立ち会った博士は、その後、人間は生まれる前にも同じく人生を繰り返していると確信するようになり、前世療法のオーガナイザーとなったわけですが、日本でも同じくそういう現場に立ち会ったある場面をこの特集では捉えていのです。

しかも、このケースでは、ほとんど歴史的事実を照合されました。もし、ヤラセでなければ、の話ですが。知るはずもない天明3年の浅間山大噴火の頃、人柱となった少女の記憶として、それは現代の女性の口から蘇ったのです。

びっくりですね。

霊能者に君の前世は〇〇だと言われることはあっても、自分の口から整合性のある情報と物語が出てくるとなれば、僕なら腰抜かしますね。

しかも彼女からの別の過去生の人格は、文法的に間違いのないネパール語を話したのです。

これは真性異言といって、インチキでなければ、ものすごく珍しい事例らしいのです。いままでに報告されているのはほんの数件で、ただひとりで喋るだけでなく、同じ言語を話す人と会話をする「応答型真性異言」はほとんど類例がないといいます。

それにしても確かにテレビに映っている中年を過ぎた女性が、ネパール語を巧みに操れるとは考えにくいです。これまでに行った海外旅行はハネムーンのフランス一国きりだというし。

ネパールに興味を抱いて独学で勉強していた可能性もありますが、そこまでして前世を捏造してどんなメリットがあるのでしょうか。

ネパールの方の人生は土地や風習についてはドンピシャでしたが、該当する人物を探り当てるところまでは至らず残念です。

それにしても知らない言語やスキルを操ることができるというのは途方もないことです。

過去生というものがあるのなら、当然、そこには数々の人生で蓄積された多くの資質が眠っているはずですが。それを自由自在に取り出せないというのはもどかしいものですね~

番組に出ていた催眠療法士の方が、なんと岐阜に住んでいるらしいので、一度、赴いて過去の人生をノックしてもらってもいいかもしれません。

ろくなものは出てこない気がしますが、変わった体験としては面白いだろうな~!