読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

フェルミ推定

ご存知ですかフェルミ推定

これはよくわからない曖昧な数字を推定するという技術?です。別に変わったことをするものではないです。

例えば東京都にマンホールが何個ある?

とか

日本でブリーフ履いている人の数は?

とか

ここ100年落雷で死んだペンギンの数は?

など、普通に考えたら「知らねーよ」という数字を手持ちの知識や経験から導き出していくというものですね。

たとえば日本に存在する電柱の数は? 

という設問を僕の学校の授業で出しました。面白いですね。フェルミ推定では、もちろん正確な数を出すものではないです。おおよその近似値、それも桁さえ合ってればいいというくらいも感じです。

では、うちの学校の生徒たちが出した答えとは?!!

一番大きな数は4億本です笑

一番少ない数は……8400本!!! 少な!!!!

答えは3300万本ほどなのですが、一番近かったのは4500万という答えでした。いい線いってるね。これは、どういうアプローチで数を出していくかの発想が面白いんだよね。

人口や世帯数あたりの数から、それに割り振られるべき電信柱の数を考えた子もいた。

別の子は、道路の長さあたりに電柱が何本あるか、を考えた。

30メートルおきに一本あるとして、日本、に走る道路の全長はどれだけか、それをだいたい掴めば答えは出るだろうと。

彼は、日本列島の全長を考え、そこを走る道路はその100倍ほどの長さだろうとおおよその見当をつけた。このおおよその見当、というところにセンスが出るんだよね。

それを最後に30メートルで割ると、日本に存在する電柱の数が出るというわけ。

彼もなかなか近い線にいった。

何度もいうが、これはドンピシャの答えを狙うものではない。ゴルフで言うとホールインワンの奇跡を求めてはいない。グリーンにオンさせるまでのルートが試されるのです。

本質的には、どれも外れなのだが、その距離感が大切なのだ。

そして「わからない」ものをわからないままにせず、どこまで自力でにじり寄れるか、その力を試すゲームでもある。

ちなみに8400という数は、太陽系内に存在するモノリスの数です。