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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

道程

$続・エビで龍を釣る

スポーツの秋、ということでこのブログで予告したとおり、総合格闘技の練習に参加してまいりました。

女子や子供もいてワキワキアイアイとしてればいいのに、男たちはひたすら過酷な練習へと突入していくのでした。3時間。パンチ・キック・グラウンドというだいたい1時間ずつの時間割でご教授していただきました。

最後にボクシングのスパーをやりたかったのですが、寝技が長引いて、そのスパーリングでタイムアップという流れに。しかし、プロ格闘家との3ラウンドの寝技スパーはかなりしんどかった。

勝てないのは当たり前だが悔しい。今日も今日とて筋肉痛、ボロ雑巾のようである。

が、こちらも自分の体力の限界と、相手のパワーと動きのボキャブラリーがなんとなくつかめてきたので、次は勝てないまでもこちらもいろいろ実験させてもらうつもりです。

それから「あっちの方へ行ったらなんとなくヤバイ感じ」というのもある。不穏な方向というか。そういう感覚を磨いていくのは面白そうだ。

具体的には、寸勁とか化勁といった中国武術の技術が使えないかなと考えている。あるいはルールというかスポーツマンシップに則った場合ちょっとギリギリの線だけど点穴とかね笑 

恵まれた肉体と体重の持ち主に対して存分に自分の持てるものを試せるのは本当にうれしい。あの人たちならもっともっと丸ごとぶつけても構わないだろう。

つまりあれだ、解放感があるんだね。その解放感の中で少しずつ何かが掴めてきているように思う。

空手、中国武術、ロシア武術、柔術、ボクシング、総合と触れてきて、ようやく人間が徒手であるいは武器で戦うという場合におけるアイデアの総体、そのバラエティーとグラデーションがわかってきた。

同種族で壮大な殺し合いをする珍しい動物である人間だけがもつ性のようなもの、それを純化させたのは武術や格闘技であるなら、そのどこかに殺し合いを回避するヒントも隠されているはずである。

道のりは長いがいつかそういうものに行き着きたいのです。

まぁ、ぼちぼち進みます。