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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

アウトサイダーと占いの館

「誤解されたアウトサイダー」というコーナーが設けられていた『ティムバートンの世界展』

そうですね、ティムバートンの描く世界には世間から爪弾きにされて孤独なヒーローたちがいつも登場します。

すぐに思いつくのは手が鋏になっているシザーハンズの主人公でしょうか。

愛する人に触れようと思っても傷つけてしまうだけ……哀しいですね。ただ愛することは傷つけること表裏一体だという真実を、あの映画でどれだけの子供たち(大人も)学んだことでしょう。

すばらしい映画作家だと思います。個人的に好きなのは『スリーピーホロウ』かな~

奇妙な形にディフォルメされたアウトサイダーたち、彼らが、鬱勃としながらもなぜか眩しく感じるのはなぜだろう? それに愛くるしかったり。

ティムバートンの作品がグロテスクで暗いだけでなく、皆に愛されるのは温もりがあるからでしょうね。あれにあれらのヘンテコなキャラクターやクリーチャーたちが大人になった僕らの内側奥底にもひっそりと息づいているからなんだろうね。

素晴らしかったです。六本木ヒルズの高級感にもノックアウトされちまった。

それからいちご姫さんのお宅にお邪魔して、タロット占いをしたり、いちごさんの友人の方にインド占星術で占ってもらってりしました。

前回は吸い玉を体験させて頂きましたが、行く度にいろんなモノが出てきて面白い家です笑

タロットは名古屋の友人が占い師なので何度か占ってもらったことがあります。インド占星術も数年前にガネーシャ・ギリ先生に観てもらったし、インド旅行でもヴァナラシで鑑定してもらったことがあるから早三度目か。

今回は年末ということで改めて占いスペシャルでした。来年はどうなるのかなってことで。

結果は恥ずかしいので内緒です。それにしてもタロットでもいろんなやり方があるんですね、発見でした。名古屋の友人とはちょっと違ってて新鮮。小アルカナというカードも使って細かいニュアンスも出してくれました。

占星術では、星の意味などをざっくり解説してもらって、もともと子供も頃から天文が好きだった僕にはとても興味深い時間でした。

僕のホロスコープで特徴的なのは、水星と木星、月と火星がそれぞれ惑星交換していることらしいです。惑星交換が2つあるのはちょっと珍しいらしいです。サッカーの試合後のユニフォーム交換みたいなもん? ち、違うよな。今度調べてみよう。

占星術で思い出すのはヨガナンダの自叙伝で「運星をかわす」という章があったことです。

師匠のスリ・ユクテスワがヨガナンダのホロスコープを観て、星の影響からくる病気などを指摘したりする、といった内容だったと思います。最初信じなかった若きヨガナンダもやがて星の力を認め受け入れるのですが、同時に強い信仰心や叡智によって、それをキャンセル、あるいは弱めることが可能だとも学ぶのでした。

印象深いエピソードでしたね。

アウトサイダーとはいえ、宇宙の法則の外には出られません。別にアウトローという言葉もありますが、文字通り法(ロー)の外にいる人です。彼らは社会規範の外側にはみ出ることはしますが、哀しいことに宇宙の理から逸脱することはできないのです。

いくら横紙破りな振る舞いや無分別な逸脱をしたとしても、いやすればするほど、カルマに絡め取られていくんですね。

ここに自由とは何かという本当の命題が隠されているような気がします。

人間にはどんなこともできる選択肢を与えられているかもしれません。殺人も窃盗も不義もやろうと思えばできる。でも、それをあえて制限することで、つまり「やらない自由」を通しての解放というものがある。

出家僧たちががんじがらめの戒律の中で求めているのはやはり「自由」なのでしょう。

それは社会規範よりも大きなしがらみに飛び込んでいるように見える。不自由の極のような修行生活……しかし究極の自由に一番近いのはそこかもしれないよね~

さてそうなると、本物のアウトロー(法の外に在る者)とは誰なのでしょう?

少なくとも目先の欲望や本能に翻弄されて、みっともない愚行を演じ続ける輩ではなさそうです。