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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

kindleライフ

キャッチ&リリースの巻(雑感)

電子書籍の便利さにハマっている。

ワンクリック買える、瞬時に届く(ダウンロードに時間はかかるが)、低価格などなど

物質としての本にこだわりがなければ非常に便利なものだ。

というわけで最近はスマホを枕元に持ち込んでいるのと、

ダウンロードした書籍が怪談系だったのもあってなかなか寝つきが悪い。

その上、

ゴトっ!

ゴトゴト!!!

冷蔵庫の製氷機が大きな音を立てるのでびびる。

おまえ、何をそんなに働いてるんだ、季節外れのカキ氷屋でもやるつもりかと言いたくなる。

自業自得とはいえ翌日が仕事だったりなんで勘弁してほしいです。

で、ホラー書籍。おススメは霊感漫画家伊藤三巳華さんの『視えるんです』シリーズ。『スピ散歩』と合わせてコンプリートしてしまった。

ベタの多いホラータッチの絵はニガテなんで、ポップな「視えるんです」シリーズは読みやすくてよい。京極先生や加門七海先生など、その筋では(でなくても)有名な人たちが登場するのも魅力である。

そうそう、僕も霊能者と行動したことがあるが、まさにあんな感じだ。

霊能者同士がまた視えるものが違ったりする。各々の変換システムが違うのか、キャッチしている周波領域が異なるのか、まぁ、大抵食い違って、われわれパンピーは何を信じていいいのかわからないといった場面も多い。

慣れてくると彼らのご神託もそれほど有り難味も薄れ、「ふーん」といった感じで聞き流すことも増えてくる。検証しようもないことばかりだし、人間の論理や世界観で割り切れるなら、それは「あっち側」じゃないもんね。

ただ本人たちはそう見えているのだからしょうがない。これぞ真実!!!と断言する。

その点、伊藤先生が漫画で貫かれているスタンスは好きだ。

いつも自分はへっぽこ霊能者だと謙虚な姿勢でいるし、「妄想かもしれない」と自己を疑ってやまないからだ。これくらいのバランスがちょうどいいなぁ。

先生の描く不思議な造形のスピリットも見てて純粋に楽しい。

あと、別の人の本でも読んだんだけど、けっこう神社のご神木って人間に触れて欲しくないらしいw

「あ~体温が気持ち悪い」と樹が愚痴っているという描写があった。

僕ももともとそんな気がしてたので、やっぱりなと思った次第。人間の快不快を基準に決め付けてはいけませんね。

ペタペタ触ってる人って樹の気持ちがわかってるつもりだけど、一番わかってなかったりするのかも。

犬でも植物でもお化けでも宇宙人でも、相手の身になって考える……のが理想だけどそれはできなくとも、せめて自分の常識を捨てて考えてみる、ことが必要なんでしょう。

コミュニケーションに必要なのは霊能力ではなくて想像力です。