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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

ラジオデイズ

ラジオを聴くという青春時代を過ごしたわけではないですが、蒸し暑い夏の夜長にラジオに耳をそばだてるなんて一世代前の風物詩とはいえ素敵だよね。

 

音だけのメディアで未知のものに出会う。なんだかドキドキします。もうテレビだのネットだのに席巻され尽しちゃった世の中ですけど、音だけに絞り込まれた情報ゆえに刺激的なものもあるんじゃないすかね。

 

僕はといえば、アラフォーになってラジオデイズを過ごしております。放送時間を待って聴くというスタイルではないですが、ポッドキャストやネットに転がってるあれこれで好きなパーソナリティーの番組はチェックしてます。

 

よくリスニングしてるのは

 

宇多丸師匠がやってるタマフルの映画評コーナー・ムーヴィーウォッチメン

 

菊地成孔さんの粋な夜電波

 

以上のふたつですかね。趣の異なる番組ですがとても面白く勉強になりますし、音声メディアも可能性も探ることができます。

 

こう見えて僕も愛知県の端っこでメディアスエフエム834劇場ちゅうラジオ番組などを制作しておりますのでけっこうラジオ的なメディアに携わっているタイプかもしれません。でもまぁ聴いてるときは別に仕事の糧にしようなんざ気はさらさらなく、純粋に楽しんでおるわけですが。

 

あ、そうだ。

 

ラジオではないですが、ツイキャスというのもいいですね。ニー仏さんという方の録画音声も追っかけております。この方『仏教思想のゼロポイント』という刺激的な書物をものにされた方であり、東大で仏教思想を学び、ミャンマー上座部仏教の修行をされたというユニークな経歴をお持ちです。

 

この放送はいろんなゲストが登場するのがいいですな。他宗教の方、(仏教の)他宗派の方などまるで刺客のように様々なキャラクターが登場する。ミャンマーのネット事情やスカイプのセッティングにより毎度放送の質にバラつきがあったりするのももはや醍醐味といっていいでしょう。

 

音声メディアの利点は比較的他所事をしててもオッケーってとこかな。麻雀ゲームとかしながらでもいいし、ちょっと頭に入りずらいけど本を読みながらとかってこともできる。この「ながらリスニング」はけっこう脳のヘンテコな部分を開発してくれるような気もする。

 

ドラマーなら両手と足で違うリズムを刻むし、鼻で吸いつつ口から吐く循環呼吸なんてのも世の中には存在するようですので、視覚入力の言語情報と聴覚入力の音声情報を同時に取り込むなんて聖徳太子並びにそれに類するモノならできそうだよね。

 

神聖さも徳もなければどこぞの太子でもなく、馬小屋生まれでもないわたしにはそんな芸当はできかねるわけでして、二つの言語情報を同時にインプットしようとすればどちらも漏らすという羽目になります。とどのつまりなーも残らん。嗚呼、無為、無情。

 

欲張りかつ怠惰な性格がこのような不如意を招くのは必定。このまま歳振りゃあんた仙人にも発酵食品にもなれず、しおしおに干からびたただのエリンギ風情になり果てるのがオチです。皆さまのなけなしの憐れみを恵んで頂けたらを思います。東西南北右左ちゃんとします。