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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

アメリカのスピードメーター

アメリカの車のスピードメーターは時速マイル表示? キロメートル表示?

ヤフー知恵袋によると基本マイル表示らしいですが、併記してあるもの、切り替えられるものなどいろんなパターンがあるようだ。

 

そんなことに疑問を抱いたのは映画『COPCAR』を観たことによる。ケヴィン・ベーコン主演。ジョン・ワッツ監督です。コレとっても傑作。88分と短めで後味最高。

 

あらすじとしては、家出したクソガキふたりが旅の途中でパトカーを見つけ、それを盗むというもの。パトカーの警官は不在だったのだが、それもワケありで、、、、という感じかな。

 

クライムムーヴィーとして側面もあるが、大半はホームアローンやスタンドバイミ―などのキッズものの色合いが強いかな~

 

ただホームアローンほど子供=無敵ではないし、コメディに寄りすぎてない。行き過ぎた子供たちの行動にはそれなりの代償が生じる。

 

またスタンドバイミーのように回顧と郷愁のセピア感、神話的になりそうな要素はない。むしろ彼らはこの時に自分たちの行動を笑い話にしつつも、いつまでもゾッと背筋を寒くし続けるだろう。

 

そんな意味ではこれはかなり教育的な物語になるはずだ。子供に見せるのもいいかもしれない。

 

この作品、個人的な理由と映画館の上映スケジュールによるものだが、パラマハンサ・ヨガナンダの『永遠のヨギー』のすぐ後に立て続けに観た。

 

この2本を連続で観るやつがどれだけいるだろうか。それ以前に、この2本を観る層は重なることがあるのか???

 

珍しく2本ともミニシアターの客席は満席に近かった。けれど、まったく客層は違った。ヨガナンダの方はそれっぽいお客が多かった気がするし、なにより女性客が目立ったなぁ。

 

それはともかくコップカーに戻ると、冒頭の疑問が出てくるのは、パトカーの速度表示がけっこう重要だからだ。2人組の少年の片割れが小心者で盗んだパトカーのアクセルを踏み切れず、大したスピードを出せなかったのだが、終盤、あることがきっかけで夜の道をパトカーでぶっ飛ばすことになる。

 

そこが感動のポイントなんだけど、そのシーンで実際に出ている速度がちゃんとわかっていないと感動に体感が伴わないというか、ピンとこないんだよね。

 

字幕でキロなのかマイルなのか記述してあったのかもしれないが、イマイチ記憶が曖昧だった。

 

たぶん最後に少年は時速100マイル(160キロ)でぶっ飛ばしてるんだと思う。自分の弱気の殻を脱ぎ捨てて夜を突っ切るようにして盗んだパトカーが爆走する。力強い映画だ。観て損はしない。

 

言い忘れた。ケヴィン・ベーコンは腐った悪党警官だよ。加齢臭を腐敗臭が時速100マイルで追い越してる。