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クレバスと炸薬亭

映画や本、お芝居などのレビューを中心にやってくよ。

アナログゲームの復讐

職場でやってるアナログゲームサークルですが、最近は「お邪魔もの」というゲームがささやかなブームですかね。

 

昨今のゲームは基本バージョンに物足りなくなった人のために拡張版というものが出ててさらに複雑なルールや奥行きを楽しめる。

 

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これはドワーフだかノームだかになって金鉱をゲットするというゲーム。

 

マニアックかもしれないたとえで言うなら「水道管ゲーム」+「人狼ゲーム」って感じかな。誰が敵か味方かという心理的スリル、そして駆け引き。

 

最大10人までプレイできるため、拡張版までくわえて複雑化した役職とアクションカードを駆使しながらだと、ゲーム全体が壮絶にカオス化する。

 

なにがなんだかわからない白熱状態を潜り抜けた果てにゴールドを得られるかどうか是非体験してほしい。超おススメ。

 

遊戯ってのは僕の人生にすごく関わってる。ゲームまつわる仕事をしてるせいもあるけれど、それ以上になんでもゲームにしたがるというもはや病理?!って体質もある。どんなものでもゲーム的にしたくなってしまう。

 

そのくせに決して勝負強くないところが哀しいのだけれど、それでもゲームが好きだ。ゲームというかゲーム的要素を孕むあらゆるものに眼がないってことかな(例外はパチンコ&スロット)

 

ゲームそのものがキャラクターやストーリーよりも前景化してメインとなっているような漫画もある。『カイジ』や『嘘喰い』といったギャンブルもの。さらに『今際の国のアリス』みたいなデスゲームものもゲームそのものがまさに主役って感じがして好き嫌いはあるだろうが、僕は大好きだ。

 

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ハンター×ハンター』なんかもゲーム発想ありきの傑作だよね。

 

物事を貪欲に楽しむという思考はどうしてもゲームに行きつく。そのあたりは確信してる。「人生はゲーム」だとまでは言い切れないが、そんな視点はとっても大切。無用な緊張や偏見から解放してくれるって効用もある。

 

インド的な宗教観では神様はこの宇宙そのものをひとつの戯れとして創造、維持、破壊しているという。

 

この島国にはこんな歌が静かに鳴っている。

 

 

遊びをせんとや生まれけむ 

 

戯れせんとは生まれけん

 

――梁塵秘抄